(※写真は実際に結婚式を挙げたところではありません(笑))
「道が拓いた」とは、結婚したこともそうだけど、なにより結果的に壊滅的だったわたしの肌が完治した。
単に痒いだけではない。体中から体液が染み出すほど酷かった痕跡はもうない。
2008年の年末に出会った人と、2009年の3月末に結婚を決めた。
結婚を決めた相手は、かつて野口整体で修行した人だった。
その縁で、野口整体の先生に通うようになって、時間はかかったけれど、毎年季節が過ぎ行くたび、薄皮が剝がれるように少しずつ肌は落ち着いていった。
肌からの異常な排泄が、身体が整うと同時に季節の排泄に変わっていった。
心と身体はひとつで。当たり前だけど。
身体が整うと、心も変わった。心が変わると、パーソナリティも変わった。
石のお城に住んでいた小さな女のこは、いつのまにか外に出て、色んな人と話してげらげら笑っていた。