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天災がもたらす転機

毎日どこかが揺れる。

 

今日も一瞬どんと突き上げるような揺れがきて、心臓が止まるかと思った。

 

地震の影響は現在進行形だし、あまりにも多大な影響があるので、言葉にするのは躊躇してしまう。

 

ただ、「あのときあなたは何をしていた?」とお互いに話すことがある。

 

きっと多くの人にとって、天災は大きな転機だ。

 

阪神・淡路大震災の前の日に広島から名古屋への引越が終わった。

震災の日が赴任地への初出勤日だったけれど、当分の間広島には行けなかった。

 

東日本大震災の日はたまたま自宅からそう遠くない場所で仕事をしていた。おかげさまで、歩いて帰ることができた。

 

だけど、その後の原発事故は、さすがに人生そのものを考えさせられた。結局、避難はせずこの場に留まろうと覚悟を決めた。

 

その年、妊娠が判明したので、食べ物に悩むことになる。悩んだ結果、安心で安全な食材を求めて、結局生協の中でも「生活クラブ」に入った。

 

たまたま、同じようちえんの同志であるママ友も生活クラブにいた。あれから10年以上がたつ。

 

かつて青年塾の同志に会えたように、生活クラブでも同志に会えた。わたしにとっては大きな転機だった。

 

※写真は生活クラブの「カレーの壺」で作ってくれた絶品チキンカレー