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雨と雨の間

紫陽花の美しい時期、雨と雨の合間、いちばん心地よい季節なのではないかと思う。

 

ちょうどよい加減の雨はありがたいけれど、じめじめする。

 

もうすぐ真夏の太陽が焼き尽くすことを考えると、体力の落ちてきた昨今ぞっとする。

 

秋だって、夏の名残が長すぎて、心地よさを感じるまでにいかない。

 

からっとしていて、ちょっと暑いような、でも風は涼しいのが、雨と雨の間の晴れの日。

 

はー・・・と体力の衰えを感じていると、元編集長の記事が目に入る。

 

会社を辞めて、ひとり出版社を立ち上げたら、心がざわざわしなくなったんだって。

 

それ大事。

 

心がざわざわする。

重たい感じが取れない。

へこむ。

苦い感じがする。

 

できれば見て見ぬふりをしたくなるけれど、

こんなモチベーションではだめじゃないかと言いたくなるけれど、

いやいや

大事。

 

自分の心や身体の本当に言いたいことを聞くのって、けっこう難しいけれど、少しでも本音、本心に寄り添いたい。