ストレスのことを考える機会が多い。
私にとってストレスはボトルの水みたいなイメージで。
毎日の中でうんざりすることもイラっとすることも、楽しいこともストレスは心のボトルに溜まり続ける。
ボトルの口元まで溜まった水は、一滴入るだけでざーっとこぼれてしまう。
いつもなら何てことない一言や出来事が、最後にちょこんと背中を押して、ボトルの水は溢れるのだ。
ストレスをなくす魔法の方法はなくて。毎日ちょっとずつボトルの水を捨てて、軽くしておくこと。
自分が思う以上に、周りの人は助けてくれるけれど。だからといって、しんどいことを代わりにやってくれるわけではないから、結局は自分で毎日を乗り越えなくちゃいけない。
元気なときは、そりゃそうよと笑って言えるけど、分かっていても足が動かないときもある。
そんなときは、ケガをした動物みたいにじーっとしているのもいい。痛い心を抱えながら、毎日の生活ルーティンを淡々とこなすのもいい。
なにより「時薬」はゆっくり効くから。